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内臓とこころ

2016年06月28日 by e.f.t.

やあやあやあやあ!
たのしいにいのちがけ吉田田タカシです。
三木成夫さんが著書「内臓とこころ」の中でこんな事を書いている。
ーーーーー(赤ちゃんの頃に、コップを舐めまわして)からだに染みついた、かつての記憶、
私どもはこれを「生命記憶」と呼んでいますが、(成長してからコップを見た時に)この記憶が忽然とよみがえる…。もちろん意識下です。
そして、この無意識の「回想像」が目前のコップの「印象像」の裏打ちをする。二重映しができるわけです。ーーーーー
これを読んで、なるほどデッサンから得られる感覚はこれと非常に近いんじゃないかなぁと思った。
何十時間も何年間もモチーフを見続ける事により把握した、形、質感、量感、バランス感や審美感覚は「生命記憶」に近い形でからだに染みつくんだと思います。
そして、何か創作をしようとする時、知識や技術に、
デッサンで得た意識下の感覚の裏打ちがあってはじめて、
美しさやなんかをあやつれるんじゃないかと思っています。
そんな事もあって、“デッサンはものづくりの基礎”などと言われるんだなぁと。
二十数年デッサンをやってきてやっとおぼろげにわかってきた。
この頃は何でもわかろうとしていけないなぁ。
わかろうとする行為は、なんか、バンドのレコーディングみたいで、圧縮して音源に落とし込もうとする。
圧縮されていない混沌とした生音のまま知っていたい。わからないまま丸ごとわかっていたいな。

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